ナイスビア珍道記

ナイ珍って呼んでね

【新刊】プロダクトマネージャーのしごと 第2版

つい先日、弊社のメンバー4人全員で翻訳した『プロダクトマネージャーのしごと 第2版 ―1日目から使える実践ガイド』が発売されました!🥳

www.oreilly.co.jp

原著は、拙訳『みんなでアジャイル』の著者であるMatt LeMay氏の『Product Management in Practice: A Practical, Tactical Guide for Your First Day and Every Day After』です。原著自体が第2版になるのですが、初版と第2版のあいだには4年ちょっとの間が空いています。実は著者、初版の翌年に『みんなでアジャイル』の原著にあたる『Agile for Everybody』を上梓してるんですねー。
訳者あとがきにも書きましたが、Matt LeMay氏がプロダクトマネジメントの本を書いてから、やっぱり組織全体がアジャイルじゃないとダメだ!ってなって、あらためて4年たって第2版を書いたと妄想すると、味わい深いものがあります。
似たような課題意識や背景を持ったプロダクトマネージャーの方々は多いのではないでしょうか?
本書はプロダクトマネージャーとして初日を迎えた読者をガイドするように日常的な実践事項について書かれていますが、そんな課題意識をもった現役プロダクトマネージャーの方々にも響くんじゃないかと思っています。

目次はこんな感じです。
付録Aもめちゃくちゃ役立ちます!

1章 プロダクトマネジメントの実践
2章 プロダクトマネジメントのCOREスキル
3章 好奇心をあらわにする
4章 過剰コミュニケーションの技術
5章 シニアステークホルダーと働く(ポーカーゲームをする)
6章 ユーザーに話しかける(あるいは「ポーカーって何?」)
7章 「ベストプラクティス」のワーストなところ
8章 アジャイルについての素晴らしくも残念な真実
9章 ドキュメントは無限に時間を浪費する(そう、ロードマップもドキュメント)
10章 ビジョン、ミッション、達成目標、戦略を始めとしたイケてる言葉たち
11章 「データ、舵を取れ!」
12章 優先順位づけ:すべてのよりどころ
13章 おうちでやってみよう:リモートワークの試練と困難
14章 プロダクトマネージャーのなかのマネージャー(プロダクトリーダーシップ編)
15章 良いときと悪いとき
16章 どんなことでも
付録A プロダクトマネジメント実践のための読書リスト
付録B 本書で引用した記事、動画、ニュースレター、ブログ記事

翻訳レビューにご協力くださった大瀧隆太さん、小笠原晋也さん、大友聡之さん、光田光弘さん、小城久美子さん、 小寺暁久さん、中村洋さん、二宮啓聡さん、納富隆裕さん、古橋明久さん、村上雅裕 さん、森雄哉さん、山田悦朗さん、横道稔さん、和智右桂さんに感謝します。
わたし自身は普段、組織や開発の現場に近いところで仕事をしているため、プロダクトマネジメントの実際についての経験値は高くありません。そこでプロダクトマネジメントを実際に行っている方々や実践に近い方々にレビュワーとしてご協力をいただき、とてもよい本になったと思っています。

わたしのブログをお読みくださってる方は8章なんかにも興味があるんじゃないかと思いますので、目次をチラ見せしておきます!

8章チラ見せ

出版を記念して、弊社では本書のプレゼント企画を実施します!
詳細は弊社サイトのお知らせをチェックしてくださいね〜。

www.attractor.co.jp

ちなみに拙訳『エンジニアリングマネージャーのしごと』にタイトルを寄せていますが、原著者は異なります。 こちらも初めてエンジニアリングマネージャーになった人に寄り添う本で、初日から使える実践的な知識の詰まった本ですので、併せてよろしくお願いします!

miholovesq.hatenablog.com