ナイスビア珍道記

ナイ珍って呼んでね

声が出ない(6年ぶり2度目)

皆さまにご心配をいただいているのでブログに記しておこうと思います。
また声が出なくなりました。

6年前よりは症状はやや軽いです。6年前の記事はこちらから。 miholovesq.hatenablog.com

なんでまた

週末を挟んで6日間、筑波大学のenPiT夏合宿の講師をしていました。
そういや先週くしゃみをしていましたが、そんなに気にしていませんでした。
ホテルや学校の空調、久々のオンサイト合宿、毎日夜まで喋りっぱなし、毎朝8時半からで睡眠不足、合わない枕で蓄積する疲労、いろいろ理由はありますが、合宿最終日、タバコの煙がダイレクトに香るダイニングバー*1で学生との深夜に及ぶ討論会(意訳)をおこなっており、おそらくめちゃくちゃ喋っていた(きっと大声だったんでしょうね)のがトドメとなったように思います。深夜急に声のボリュームが普段の20分の1ぐらいになり、翌朝ほぼ無音になりました。

仕事に差し障りは?

ちょうど7月中の大学向けや企業向けのPBLが終わるタイミングだったので、本編には影響しなかったのがよかったです。PBL最終日にかけつけられなかったのはとても残念でしたが、行っても声を出せないのでこれはしょうがない。他のコーチが鮮やかに対応してくださってよかったです! チームで仕事をするのはいいことだ〜。
コーチングもリモートでチャット対応させていただいたのでまあ大丈夫でした。
また弊社は8月はお休み体制をとっているので、こちらもしばらく大丈夫そうです。

ただ、落語家さんの真打昇進記念パーティーの受付という大役を仰せつかっていたのに、さすがに受付業務は差し障りがあるだろうとのことで辞退させてもらうことにしました。話術が仕事の方々が集まるパーティーで1人だけマナーモードで過ごすハメになります。

おもしろエピソードは?

タクシーに乗ってホワイトボードに行き先を書いたら、おじさんドライバーが「○○○ね? オーケー?」「障害者手帳ある? なしね? オーケー?」「おじさんこの辺のタクシーじゃないの、ごめんね! オーケー?」「信号のところで降ろすよ? オーケー?」「領収書出すからね? オーケー?」と身振り手振りを交えながら大声で聞いてくるのでニコニコしてしまいました。心の中で大声で「オーケー!!!!」と叫んでいました。

雑貨店にも用があり店頭在庫のないものを買う必要があったので、iPhoneのメモ帳に書いて在庫を尋ねました。店員さんがメモ書きで回答をくれたので「声が出ないだけで聞こえるので話してください」ってメモ書きを返すことになりました。
これは単にほんわかエピソードですね😌

先月SwitchBotを導入し、プライムデーで購入したAlexaと連動させて音声入力をはりめぐらせた我が家ですが、音声入力機能が無力になりました。
夜カッスカスの声を振り絞ってアレクサに声をかけてみたら女性のささやき声で「ワカリマセン」と言われたので心臓がひっくり返るぐらいビビりました。
ささやき声モードっていうのがあるんですね。怖いわ。

医者の診断は?

念のためSARS-CoV2ラピッド検査を2回やって診察を受けましたが、これはシロっぽいのでよかったです。
医師によれば、声が出ない以外の症状がほぼないこと、検査キットの結果が信頼のおけるものであること*2、内視鏡検査でも声帯にしか所見を認めないことなど、総合的に考えてまず新型コロナ感染症ではないだろうとの診断でした。むしろ先週くしゃみをしていた時が他のウイルスによる急性副鼻腔炎だったんじゃないかとのことでした。
(もちろん医師の総合的な判断ですので、似た症状の人はこれを読んで「自分も同じだ!」と自己診断しないでくださいね!)
合宿の打ち上げでいきなり声が出なくなったわけですが、医師によればそれはとどめになっただけで「いずれ声枯れしてたと思いますよ」とのこと。声帯にフィブリンが蓄積しやすい(かさぶたができやすい)体質みたいです。
今回声が出ないので症状や顛末をまとめた文章を印刷して持っていったのですが、先生に「文章が上手ですね。詳細がよく書けていますし、最後まですんなり読めました。ちょっと驚きました」と感心されました。この先生、ちょっと耳鼻咽喉オタクの気があるので好きなんだよなあ。
とりあえず現在は声が出ないだけなので、あとは数週間かけてこれを直していこうという感じです。 前回は1ヶ月ぐらい声が出なかったので覚悟しておこう…。

ちなみに前回声が出なくなった時も筑波大の偉い先生に誘われて神戸のジャズバーに行ったんだよな…。
今回も筑波…、深夜…、タバコの煙…。

*1:自分も関係者も喫煙者はいなかったんだけど座っていた位置がカウンターのタバコをダイレクトに食らう位置だった

*2:唾液でなく鼻ぬぐい方式で、国際的に信用のある製薬会社の一般用第1類のキットを利用した。鼻ぬぐいは唾液より精度も高く、キット自体の精度も今はだいぶあがっているらしい。また喉の症状が出て12時間後、36時間後に検査しているので、陽性であればほぼほぼここでひっかかるとのこと