声が出ない - ナイスビア珍道記

喉が痛くて咳が出て…と、いわゆる急性咽頭炎だった。仕事上喋らないわけにもいかず、ちょっと無理してたのと、付き合いでタバコで煙いバーに行ったのがトリガーで、翌朝起きたらまったく声が出なくなっていた。かすれ声とか、小声なら喋れるとかじゃなくて、無音。

結果的には、声帯を痛めたというやつで、先生曰く「声帯にかさぶたができています」とのこと。そういう風邪のウィルスだったらしい。
正常な声を取り戻すのに最長で1ヶ月かかるらしいけど、現時点でまだ2週間。
これから会う人に全部説明すると面倒くさいので、こちらにまとめておきます。

FAQ

まったく出ないんですか？

基本的には、はい。頑張れば（今は）ヒソヒソ声ぐらいは出るのですが、めっちゃ疲れるのと、声帯にとても悪いらしいので、やめています。

いつから？

5/14の朝起きた時からです。

いつまで？

医者には「1ヶ月声が出ない人もいます」と言われました。ので、6月中旬ぐらいですかねぇ。早く治るといいんですけど。

薬は飲んでるんですか？

はい、コンプラのいい患者なので、トラネキサム酸とカルボシステインを処方された通りに飲んでいます。咳が止まらず寝るのにも差し障る時は、フスコデという咳止めを飲んでいます。
ちなみに「コンプラがいい」とは医療業界の人が使う用語で、ここでいうコンプラとはコンプライアンスのこと、つまり、薬を医師の指示通りにちゃんと飲んだりすることを言います。私たちの業界だと「法令遵守」とか言ってますけど、そもそもの"compliance"の意味は、要求や命令に従うという意味です。マメですけど。

ejje.weblio.jp

お酒の飲み過ぎじゃないですかｗｗｗ

悪いのは風邪のウィルスで、百歩譲ってわたし。お酒は悪くないです。（真顔）

そもそも、よく、酒を飲んで声が枯れたとか、長年夜のお店で働いている人の声がダミ声だとか、そんな話があります。が、ちょっと待って欲しい。声帯にアルコールが触ってたらむせるでしょ、普通。「風邪を引いたのでアルコール消毒」とかいう定番の飲みニケーションワードもこの類ですね。

最低限の労力で自分に有利な情報をWeb調査した結果ですが、アルコールそのものと喉は無関係なので、知っておいてください。

「ウイスキーなど、アルコール度数の高い酒を飲むと、喉がチリチリと焼けるような感覚があるからなのか、飲酒後にハスキーな声になると、昔から『酒焼け』という言葉で例えられます。ですが実際、アルコールが声帯に及ぼす直接的な影響はありません。声がれに直接関係しているのは、主に喫煙であることが多い。クリニックを訪れる患者も例外ではありません」（楠山院長）

声帯：「酒焼け」の真偽と、飲酒後のカラオケが招く“三大リスク”：左党の一分：日経Gooday（グッデイ）

空気が悪いとダイレクトに気管が苦しくなります。空気の悪さの他には、普段より大声になる、普段より喋る、夜中まで喋る、カラオケに行く、とかが喉を痛める原因ではないでしょうか。少なくともわたしにとっては、タバコの煙が一番喉に沁みます。

あ、お酒を悪者にしたくないあまりに熱弁してすみません。でも本気です。

え、じゃあお酒は飲んでないんですか

いや、飲むこと自体は平気なので、抑えめではありますが、飲んでます。理由は前述の通りですが、とにかく換気の悪い店とか喫煙者との同席が辛い。嫌煙家なわけではない（そりゃー煙たくない方がいいけど個人の楽しみまで奪うつもりもない）ので、むせてしまうのが嫌味ったらしいなぁと思って、飲み会はだいぶ遠慮しています。青空またはタバコのない場所で飲酒。これ最高。

あと、アルコールの利尿作用によって体が乾くので、声帯も当然同様。普段も水を飲みながら飲みますが、普段よりたくさん水を飲むようにしています。ちなみに「今日は飲み会だから水分を我慢してカラカラに乾いた喉に…」とかは素人の戯言だと思っています。