ナイスビア珍道記

ナイ珍って呼んでね

新型コロナ療養期間が明けた

先日長々と経過観察を書いたのだけど、その後日談です。
2/10を最終日として自宅療養を終えています。

miholovesq.hatenablog.com

注意事項

  • 1/31に発症、2/1にPCR検査、翌日陽性確定で、自宅療養(フォローアップセンター非対象者)していた東京都(杉並区)民です。
  • 管轄の自治体など公的機関による最新の情報を当たってください。
    療養中の方への支援 東京都福祉保健局
  • 個人 (n=1) の体験に過ぎないので、かかった人は医師や保健所の情報を信用してください。

体験してわかったこと

自宅療養について

入院や、宿泊療養施設への入所をしなかった陽性者は、自宅療養者となります。
自宅療養者にも大きく分けると2種類あり、自助による自宅療養者と、「自宅療養者フォローアップセンター」の対象者があります。
わたしは前者でしたが、後者は保健所から目星をつけられた人が対象者になります(条件は不明)。
自助による自宅療養者にしても、自らアクションを取れば、自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)にサポートしてもらうこともできます。 この「うちさぽ東京」は、パルスオキシメーターを貸与してくれたり配食を手配してくれるところです。 結局最後までわたしは利用しませんでした。
個人的には「自宅療養者フォローアップセンター」と「自宅療養サポートセンター(うちさぽ東京)」という紛らわしい名前で混乱しました。

療養解除について

2022/2/13現在、自助による自宅療養者は、以下の要件を満たしたという自己判断で療養解除となります。 つまり、特に連絡も来ません。

自宅療養中の注意事項・相談窓口など 東京都福祉保健局

  • 発症日から10日が経過していること
  • 薬剤を服薬していない状態で、症状が軽快していること
  • 症状が軽快してから、72時間以上経過していること

自己判断で「今日からもう隔離を解いていいの?」っていうのは不安になりますが、それでいいみたい。
わたしは対象者ではありませんが、「自宅療養者フォローアップセンター」の対象者は療養終了の連絡が来るようです。 下記のページに「療養終了時には、ショートメッセージ(SMS)にてお知らせいたします」の記述があります。

自宅療養者フォローアップセンターから健康観察を受ける方へ 東京都福祉保健局

My HER-SYSについて

当初のシステム設計のためか*1、利用開始日から14日間は健康観察入力を促すSMSが毎朝届き続けます。
これを解除する方法はありませんので、療養解除後はSMSを無視し続けることになります。

かかりつけ医のサポートについて

自助による自宅療養者が頼るのは地域医療となると思いますが、わたしのかかりつけ医の場合は、4日分の処方薬を出してくれたその4日後に電話連絡をくれ、電話診療をしてくれました。軽快していたので追加の処方はいただきませんでしたが、非常に心強かったのでたくさんお礼を言いました。
ひどい咽頭痛はやはり典型的なオミクロン株の症状だということで、その中でも一定数の患者はわたしのように喉が白くなるまで炎症を起こすとのことでした。
また、ひどい炎症を起こしたことで咳が残る人もいるようですが、感染性のあるウイルスを排出するものではないとのこと。よかった。

わからないこと

後遺症について

今のところ自覚できるものはありません。

ワクチンの3回目接種について

今流行しているオミクロン株について2ヶ月も経たないうちの再感染は考えにくいこと(BA.1もBA.2も)、過去の傾向から新種の株がすぐ流行のピークにもならなさそうなことを素人なりに考えた結果、とりあえず2回目接種から8ヶ月目ぐらいに予約してあります。
どうせ打つなら無駄打ちじゃなくて有効に打ちたいと思うのですが、指針が出ていないのですよねぇ。 専門家のご意見があると安心だけど、指針を出せるほどのデータも揃ってないということなのでしょうか。 ご存知の方は教えてください。

www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp

米国CDCは、感染者がモノクローナル抗体または回復期血漿による治療を受けた場合の、ワクチンの有効性と安全性に関するデータはないとした上で、治療後90日以内の再感染は稀であることから、ワクチンの接種は当該治療から90日間空けることを推奨(*)していますが、本人が速やかにワクチン接種を希望する場合には、必ずしも90日間を空ける必要はありません。

まとめ

繰り返しになりますが、次は絶対にかかりたくないなという思いを強くしました。
家族はもちろん親族も心配してくれたり、遠方の友だちが美味しいフルーツゼリーを送ってきてくれたり、近所の友だちはお見舞い品を家まで届けようとしてくれたり、つながりの深い人も浅い人もメッセージをくれたりふんわり見守ってくれたり、同僚がお仕事をカバーしてくれたり、クライアントさんが仕事に穴を開けたのにご理解くださったりと、多くの人に支えられていることを実感できた2週間でした。この場を借りてお礼を申し上げます。
早く対処できる病気になって、ストレスフルな世の中が元に戻るといいですね。