ナイスビア珍道記

ナイ珍って呼んでね

あっちのKentとTDDワイワイ会 #tddyyχ

昨年の12月にKent BeckさんのTidyシリーズ第1弾の翻訳書『Tidy First? ―個人で実践する経験主義的ソフトウェア設計』が出ていました。 続編もあるそうなのでまた関われるといいなー。

本の紹介記事は発売当時の共著者Ryuzeeのブログを読んでください。

www.ryuzee.com

突然ですが、わたしはTDD+モブプログラミングでワイワイする会というコミュニティをやっております。
つい組織やソフトスキルに寄りがちなアジャイル界隈(isどこ)において、ストイックに手を動かす実践者が集う若手の梁山泊のつもりだったのですが、第1回目が2017年11月ということを考えると思えば遠くへ来たもんです。

2025年7月にFindyさん主催の開発生産性Conference 2025の基調講演者としてKent Beckさんが来日する噂を聞きつけたわたしたちは、彼の来日中にTDDワイワイ会をぶつけたら何か起きるんじゃね?という見切り発車で、TDD+モブプログラミングでワイワイする会 その49の匂わせ開催をすることにしました。

あっちのケントがこっちに来るとか来ないとか

予感のとおり、わたしが大学で仕事をしているのを知っている主催者の方から「学生さんと何かできたりしないかなー」みたいな相談があり、第一声で「いやいや、現代の学生はKent Beck知らないですよ! t-wadaさんのほうがまだ知られてると思います!」と尊敬するお二方を一刀両断にしてしまうような反応をしてしまったのですが、いろいろあってTDDワイワイ会とコラボするに至ったわけです。

途中実現するのかどうか不安な時期もあり、熱い胸の内をメールをしたためて当人にぶつけるという正攻法(ヤッホーブルーイング井出社長にも使ったわたしの得意技)にも反応がなかったこともあり、さらには外タレあるあるの「疲れたから行かない」とかも全然ありうるので、あまり期待しないで待っておりました。

当日まで半信半疑であくまで匂わせであり、参加者も「来るんですか……?」みたいに名前を呼んではいけないあの人の噂話をする感じで、いつもどおりTDDとモブプログラミングでワイワイしていたところ、半分を過ぎたあたりでいよいよKent Beck氏登場となりました。

当日どんなことがあったかは参加者の胸の内にしまっておけばよいと思うのですが、やっぱりどうしても書き残しておきたいサイコーな瞬間がいくつかあったので箇条書きでメモしておこうと思います(敬称略)。

  • 途中Kentが登場するもチラッとKentを見やっただけでやりかけの議論に戻るTDDに夢中なt-wadaとわたし
  • というか全モブそんな感じで有名人のKentに群がらない自然さとTDD+モブの純粋な求心力
  • 自分が始めた正統派TDD(CANON TDD)がこんな形で残って実践されていることに感動していたKent
  • 突然「TDDは誤解されてるんだ」と即席レクチャーを始めるKent
  • みんな英語で質疑応答
  • TDDワイワイ会終了後の少人数の飲み会でめちゃくちゃ楽しそうに結局5時間ぐらい飲んでくれたKent
  • 最近は深い時間まで飲んだりしないだろうに今宵ばかりはとKent抜け後も楽しそうに深く飲むyattomやt-wada
  • ついに「こないだKentと飲んだ時」というパワーワードを手に入れたTDDワイワイ会のメンバー
  • 翌日「昨日は先に帰っちゃってごめんね、もっと話してたかったんだけど疲れてちゃって。楽しかったよ」(意訳)とWhatsAppメッセージをくれたKent

Kentの即席レクチャーの様子はこちらからご覧いただけます。
Scrum TokyoのYouTubeチャンネルの中でも、モンテディオ山形の社長に抜かれるまでダントツの再生回数でした! www.youtube.com

声かけしてくださったFindy高橋さん、迎えアテンドに応じてくれたKiro、送りアテンドと動画配信への素早い対応kawagutiさん、ありがとうございました〜。 来日アテンドや動画配信の実績がある人って心強いなと思いました。

こないだKentと飲む直前