認定スクラムトレーナー(Certified Scrum Trainer®️、以下CST)になりました!
いえーい!
いままでもスクラム自体を教えてはきたし、同僚のKiroやRyuzeeのCSM研修のco-trainerとして同席はしてきたわけですが、これで、わたし自身が認定スクラムマスター研修をできるようになります。
Scrum Allianceのプロフィールページはこちらです。

CST(認定スクラムトレーナー/Certified Scrum Trainer)とは
わたし世代(?)だとそもそもスクラムの認定資格といえばScrum Allianceの認定スクラムマスター(Certified ScrumMaster、以下CSM)一択だったので、「CSTの研修を受講してCSMを取得する」という流れはみんな知ってるものだと思っていたのですが、違うラインの資格を持っている人にはまったく縁のない世界線だったっぽいのでここで簡単に説明させてください。
まず、Scrumを作ったKen SchwaberやJeff Sutherlandが設立したScrum Allianceという団体が作ったのがCertified Scrum Master(以下CSM)で、日本語で「認定スクラムマスター」「しーえすえむ」と多くの人が言っているのはこれを指します。*1
CSMの資格をとるためには、認定スクラムマスター研修(CSMコース)を受講する必要があります。
CSMコースはCSTだけが提供できる正式なコースで、スクラムガイドに準拠した知識をベースにスクラムマスターとしての心得を教えるものになっています。*2
CSMコースの受講者がCSTによってコースの修了を認定されると、いよいよCSM資格を取得するためのオンライン試験の受験資格が与えられ、これにパスすると晴れてCSM資格を取得できます。*3
つまり、CSMになるにはCSM研修を受講するだけではだめで、コースを受けた上で試験に合格する必要があるということです。
さらに細かいことを言えば、CST自身がCSM認定を与えることができるわけではなく、CSTができるのはあくまでも認定試験の受験資格を与えるということです。
長くなりましたが、わたしはこのCSTの資格をとりました。
CSTは、Scrum Allianceが「このトレーナーが教える内容はスクラムガイドに準拠しているし、この人が教えることなら大丈夫」とお墨付きを与えたトレーナーというわけです。
日本人では、Ebacky、Kiro、Ryuzeeについで4番目になります。*4
CSTへの道のり
CSTとして認定されるための要件はここに書かれているとおりです。
要件もアップデートされているし、審査の時期によって大なり小なり異なるプロセスを経ているのですが、いずれも大変な手間で長き道のり(簡単にいうと超めんどくさい)です。
どのような長き道のりかざっくりいうと、研修トレーナーとして経験を積むことやコミュニティへの貢献が必要で、当然ながら研修資料のレビュー(英語!)もあり、それに対するフィードバック面談(英語!)や、最難関は「トレーナーとしての能力を見せてみろ」という実技(英語!)のアセスメントがあるというのがもう超めんどくさいわけです。*5
この実技を受けに、GWを利用してバンクーバーに行ってきました。Global Scrum Gathering Vancouver 2026の前日程でこのアセスメントが行われたからです。*6
この道のりがめんどくさいのはCSTたちの共通の話題で、わたしが新しいCSTとして自己紹介すると、おめでとうの次に「どのぐらいの期間がかかった?」と聞かれました。
ちなみに通常何回か落とされるところを1回でパスしたのはほぼ前例がないらしく、Scrum Allianceの審査員たちにも"This is super rare."と言われたし、他のCSTたちにも非常に驚かれました。
えへへ ✌️
というわけで、ここ数年の自分のキャリアの中ではけっこうがんばった出来事なのではないかと思います。
直接的にご協力くださった方々、経験を積ませてくださった方々、長きも短きも深きも浅きもお付き合いさせていただいているコミュニティの皆さま、どうもありがとうございます。
もちろん、弊社の仲間たちにはたいへん感謝です。
嫉妬や酸っぱい葡萄が浮かんだ方はわたしの見えないところで書き捨てていただいて、会った時に素直にがんばりをほめていただけると嬉しいです!
認定スクラムマスター研修をやります
というわけで、わたしがメイン講師となり、2026/7/23(木)-24(金)の2日間、東京でオンサイトの認定スクラムマスター研修を実施します!
ご祝儀受講お待ちしてます!w
詳細、お申し込みはこちらから 👇
Global Scrum Gathering Vancouver 2026 に参加してきた(オマケ)
別エントリにて!

重要な追伸
ご祝儀にビールいっぱいおごってください! 🍺
*1:ちなみにこの団体が主催しているのがGlobal Scrum Gatheringで、世界各地のローカルイベントを協賛しているものがRegional Scrum Gatheringです
*2:今はCSMコースにA-CSMとかCSP-SMとかができたせいでCSMが「初心者はここまで知っておけば十分」というものになってしまったことには不満があり、たぶんわたしのコースではもっとアドバンスドなことも学べるはずです
*3:たまに試験に落ちる人がいますし、受講そのものに問題があった場合はCSTがコースの修了を認めない場合もあるようです
*4:自分ではまったく意識していなかったのですが、そういえば日本人の女性としては唯一ですね
*5:英語がまったくダメではないのですが、念のため通訳さんに同席してもらいました
*6:現地でこれをやった日本人は今のところわたしだけだと思う