このエントリは、Reginal Scrum Gathering Tokyo 2022(以下RSGT2022)に向けたアドヴェントカレンダーの1日目の記事として書かれたものです。
日本の皆さんこんにちは。
毎年RSGTのセッション公募には「とにかく明るいセッション」というタイトルのプロポーザルを提出してきたわたしですが、今回は過去に類を見ないほど♡が集まったにも関わらずそれよりも♡の得票数の少ないセッションが公募に通ってしまいました。
題して「F1 お茶の水グランプリ'22」。
グランプリじゃなくてGPにしたいなとかありましたがそんなのは些細なことで、内容は下記のプロポーザルをご覧ください。
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2022/proposal/16147/f1-22
F1のFはFeedbackのFです。
アジャイルに関わる皆さんならきっと大好きなフィードバック、これを上手にできる腕を競う選手権です。この45分間のパネルセッションは、大喜利形式で行われる楽しいセッションです。
アジャイル開発で悩んだり困ったりしたシチュエーションをお題として募集します。お題に対して回答者はフィードバックコメントをし、もっともナイスフィードバックと思われる回答がポイントを獲得します。
ポイントの投票は回答者自身と、聴講者によっておこなわれます。
高評価の観点が参加者によって醸成されていく、ダイナミックでインタラクティブなセッションです。
最多ポイントを獲得した人はF1お茶の水グランプリの勝者となり、1年間、その栄誉が讃えられます。お題と回答の例その1
お題「僕はスクラムマスターです。上司がチームのパフォーマンスを気にしているので、ベロシティのグラフを見える化してみたんですが、どうでしょうか?」
回答1「上司にベロシティについての理解を問うてみてはどうでしょうか?」
回答2「ベロシティは顧客価値につながる指標なんでしょうか?」
回答3「デプロイメント頻度は計測できていますか?」
プロポーザルを出したのは普段tddyyχも一緒にやっているyotaとyudmoで、2日目夕方の枠らしいわいわいと楽しいセッションにしようと思います。
司会はわたくしmiholovesq、F1実況解説はyudmo でお送りします。 今回参戦するドライバーはkatzchang、yattom、yotaの3名です。
ドライバー同士の戦略的な駆け引きも見ものですね。
先日都内某所ではフリー走行が行われ、マシンの仕上がりを見てくることができましたが、当日の期待大です。
素早くて刺さるフィードバックができるのはどのドライバーか!?
当日扱うお題を募集していますのでぜひお寄せください。
ちなみに内容としてはただの大喜利やおふざけではありません。相談事によくあるパターン回答をしただけでいいこと言った感でドヤ顔するのが大っ嫌いなので*1、そのアンチテーゼとして、根本的でまっすぐな回答をしてそれが相手にどのぐらいささるかというところまで見届けたいのです。それを評価するのは会場にいる観客席の皆さんです。大いにどよめき、疑問を呈し、反応していただき、回答者自らも含む予期せぬ慧眼を開くことができるのか、そのセレンディピティに期待したいのです。
会場の雰囲気が新しい価値観を醸成します。どんなものになるかは皆さん次第。
あるある相談会じゃない、経験主義的で実験的なセッションにぜひご参加ください!
RSGT2022は2022年1月初頭に東京お茶の水ソラシティカンファレンス+オンラインのハイブリッドで行われます。
オンライン参加可能なチケット(Online-Onlyチケット)は発売中です。
オンサイトで参加可能なチケットは11月末日現在売り切れていましたが、Decemberチケットが12月1日正午より若干枚数ですが発売になりますのでぜひお求めください。
rsgt2022.eventbrite.com
ちなみに本セッションのレベルはインターミディエイトとなっておりますが、これはウェット宣言が出されたからではありません。
初日の朝から会場ではドライバーが顔を合わせればそこが予選会場になることが予見されますので、会場でドライバーを見かけたら応援してくださいね。
よろしくお願いしまーす。
関連リンク集
明日のアドヴェントカレンダー、書き手はかわぐちさんです!
*1:個人の意見です