ナイスビア珍道記

ナイ珍って呼んでね

「大学におけるイマドキのエンジニア教育」というタイトルで登壇しました #devsumi

miholovesq.hatenablog.com

Developers Summit(通称デブサミ)2019で登壇してきました。

感想と資料を置いておきます。

登壇したセッションについて

大学におけるイマドキのエンジニア教育

13:05~13:50【14-D-4】大学におけるイマドキのエンジニア教育
kyon_mmさんにお声がけをいただいて、kdmsnrさんと。
そもそも東工大のプロジェクトに角さんを紹介したのはわたしだったりするので、あれから数年、わたしも東工大で仕事をするようになって、ここで巡り合わせたか〜って感じで感慨深いです。

控えめに言って、登壇してて最高に楽しいセッションでした。
セッションを企画してくれたkyon_mmさん、どうもありがとうございました。
自分がやっているRSGT2015でまさにこのネタを企画したのに、セッション参加者は十数人程度と寂しかったのを覚えています。*1

http://2015.scrumgatheringtokyo.org/event/2JGq/1d-3-itkuang-nai-li-yan

当時は運営内部でも「興味ある人は少ないでしょ」という声があったのも確かですし、悔しい思いをしました。
時代が変わったのか、デブサミという場なのか、そもそもの参加者数の問題か、角さんの集客力か、とにかく、多くの方に届けることができたことを嬉しく思います。
Ask the speakerのコーナーでもたくさんの方に声をかけていただきました。
ありがとうございました。

RSGT2015の当時、社会人2〜3年目だった方が前述のセッションを聞いてenPiTへの参加を希望し、東工大の夏合宿に学生に混ざって参加して楽しかったそうですよ。
おそらくメンター役でしょうね。今日初めて教えてもらったんですが、いい話でした。

今日の資料はこちらです。

当日のTogetter。

togetter.com

感想はぜひ #devsumi に加えて #enpit でも呟いていただけると嬉しいです。

ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞 2019」プレゼン大会

17:25~18:45【14-A-8】「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞 2019」プレゼン大会
大学教育もそうですし、ITエンジニア本大賞についてわたしが寸評するのも完全に力不足かと思うのですが、お声がけくださるのは本当にありがたいです。
期待を裏切らないよう、でも、いつもの調子で頑張りまーす。

こちらは特別ゲストとして、受賞候補者の方々のプレゼンにコメントをいう係と、特別賞を選ぶという係でした。 わたしの推しはそもそも上位3位に入っていなかったのですが、斎藤康毅さんの『ゼロから作るDeep Learning Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』を特別賞として選ばせていただきました。
選考の理由は会場で述べたとおり、今回のわたしの登壇内容と合わせ「学生に読ませたい良書」だったからです。
あとは単純にわたしがエンジニアによる技術発表が好きだからですw
他の2名のゲストの方も悩まれたと思うのですが、話し合いもないのに見事に票が割れましたね。
全体の結果はネットで見てください。
当日はニコ生が入っていたので、タイムシフトで視聴することもできます。

live2.nicovideo.jp

本を書くということ

皆さまにご愛読いただいている拙著『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK』も、おかげさまで初版8刷でようやく2万部を超えました。
底本にしているスクラムガイドもアップデートを重ね、準拠改訂版のリクエストも多くいただいております。
ベトナムのカンファレンスでわたしの講演を聞いて興味を持ってくれた方が、忙しい中翻訳を進めて下さっているとか。

出版から6年経った今でもなお、今日のデブサミ会場でもサインを求められたりするのは、著者冥利に尽きると思いました。
今日受賞された方もそうでない方も、著書が読者の方といつまでも共にあることを願ってやみません。

それから、若い人たち。
「本は名刺がわりにもなるし、活躍している皆さんの痕跡にもなるし、30代で絶対に本を書くべき!」というのは、わたし(たち)が本を書くことを力説された、翔泳社の岩切さんの言葉です。
技術書典も人気ですし、本を書く機会はいくらでも作れるはず。
30代で本を書くときっといいことがあるので、何か書いてください。
書を捨てよ持とう、町へ出よう。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

*1:Copeは参加してくれたけどね!