ナイスビア珍道記

ナイ珍って呼んでね

レッツゴーデベロッパー平成ジェネレーションズFINAL #5000dai でワークショップやってきた

ライダー的な教養がないので全くわからないのですが、そういうことなんですよねタイトル。
2018/8/25(土)に楽天仙台支社にて行われたイベントにお呼ばれして、ワークショップをしてまいりました。
会社単位で声がかかったわけではないのですが、スクラム使いということで弊社ではCTOのryuzeeとわたしがお声がけいただいた次第です。

ということでスクラムチームが何をやったかちょっとレポートします。
あと旅先の食の話。

connpass.com

経緯

このイベント、東日本大震災をきっかけに東北デベロッパーズコミュニティが立ち上げた2011年を第1回目としています。
わたしはその第1回目にスクラム道スタッフとして押しかけ、スクラムセッションをやったらしいんですがあまり本編の記憶がない…*1
Groovyセッションでは『プログラミングGroovy』が上梓された直後で、Groovyすごい!ってなって買おうと心に決めた記憶があります。
それと、学生が参加してましたね。東京で学生もくるコミュニティイベントとか勉強会って多くなかったので、すごく自然に参加していて印象に残っています。当時は自分が学生相手の仕事をすることになるなんて微塵も思ってもいなかったんですけど。

tohoku-dev.jp

イベントでやったこと

今回は発起人のbikisukeさんに熱い想いで口説かれた、珍しくもすごいメンツが集まりました。
ワークショップ参加者はTDD、DDD、スクラムのアプローチをとるチームに分かれ、即席チームがそれぞれ実装を進めていってワイワイするのを、各チームにお呼ばれした私たちがファシリテートするという、蓋を開けてみないと何が起こるかわからない企画でした。
ちなみに3つのアプローチの他に、かのkyon_mm+bleis+ちゅーんさん+でこれきさんという基盤チーム、kawagutiさんと半谷さんによるレゴマインドストームチームがいて、それぞれに仕事を進めていました。
ファシリテーターであるわたしたちも「何やるか聞いてる?」「〜〜なんじゃないの?」「よくわかんないけど」みたいな感じで、いい意味で不安も残る期待値が上がるイベントでした。

お題はこれ。

github.com

チームスクラムはプロダクトオーナーがryuzee、スクラムマスターがわたしで、開発チームは6〜9人ぐらいでした。 開発環境の構築も面倒だったのでhttp://cyber-dojo.org/を使ってCUIでいいだろ、ということで、30分スプリントをひたすらモブ+TDDで進めてました。

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ふりかえりのたびにやり方は変わっていきましたが、最終的には、とてもリズムよく開発が進んでおり、モブの交代は次の人のために仕様をテストコードで表現してレッドにしたところ、または5分ぐらいを目安に、というものでした。
というわけで、端的に言えばこれはTDD+モブプログラミングでワイワイする会(TDDワイワイ会)+スクラムだったのでは、という感じ。昨日してました。
これまで開発プロジェクト形式でryuzeeとガチで組んだことがなかったので、新鮮で楽しい機会でした。
チームスクラムにご参加くださった皆さん、ありがとうございました!
皆さん非常に協力的だったし、普段の仕事に近いやり方だったのでとてもやりやすかったです。
技術的背景が違くてもなんとかなるとか、やること決めて順番に進んでいくこととか、改善によってチームがどんどん良くなっていく感じを体験していただけてたなら幸いです。
参加者の方から「もし次のスプリントがあったらもっとうまくいく気がする」という感想をいただけたので、なんとなく伝わってたのかな。
ryuzeeからも、TDDワイワイ会の良さがわかったと言われたので良しとしましょう。

他のチーム

各チームアプローチが違うのは単純に面白かったです。 乱暴に言ってしまえば、いくつかのチームはTDD+モブで作業していて、当たり前で自然なやり方だよなぁと思ったり。
DDDチームは初め、増田さんの講義っぽかった(たまたま目にした一部分)。
TDDチームは、華麗なIntelliJ捌きが見れた(たまたま目にした一部分)。
レゴマインドストームは、ソフトウェアじゃなくてタンジブルなものが存在することの威力を見せてくれた。
デモがうまいってのはおいといて、ものがあるとないとじゃ見てる人たちの巻き込まれ感が違います。
それと、基盤チーム。
主にkyon_mmの講演で基盤チームのエクストリームなところが強調されがちだけど、魔法と見分けがつかないような高度な技術を使ってるわけじゃなくて、良い意味でふつーのとをふつーにやってるので「基盤チームすごい! うちは無理!」て思う方はこういう機会に見ると良かったのでは。
見ものは話に聞く"超個体"感でした。タービンが高速に安定して回ってる感じ。めっちゃハイコンテキスト。
そこらのチームより何倍も高速にスプリントを回してるってことは、鼓動が早いし動きも早いってことなんだな。
小動物とか昆虫を思い浮かべてました。

イベントレポートなど

全体的な話はあややとkawagutiさんのブログにまとまってます。
papandaと新井さんの講演もありましたし。
イベントに(さらにうちのチームスクラムにも)学生が2名も参加してて、しかも友達同士でもなんてもなくて、すごくいいと思いました!
イベントは続いていくと思いますので、また遊びに行きたいと思います。

呼んでくださったbikisukeさん、本当にどうもありがとうございました。
引き続き応援しています。

www.asakara.net

kawaguti.hateblo.jp

仙台の食

ってほどの話じゃないんだけど、懇親会で生まれて初めてものすごく美味しいと思えるホヤを食べました。
あと、ビール不毛の地だった仙台(7年前はアイリッシュパブが数軒しかなかった)に、たくさんの国内外のクラフトビールを置くお店ができている上に、こんな冊子もあって感慨深かったです。
f:id:miholovesq:20180826010652j:plain ただクラフトビアマーケット国分町さん、泡が多いのはどうにかなりませんかね…。
周りで行った人全員がそう訴えるしわたしも経験したので、ちょっと改善していただきたいところ。
クラフトビールが流行ってるから仕方ないんだけど、客に提供する泡の量じゃないだろ、って自分で判断つかないぐらいのスタッフさんも増えているんだと思うので、もう少し教育をがんばっていただきたい。
ということで、今回は行けなかったけど、ビールの種類も食事もクラフトマンの方が好きかな。
そもそもいずれも東京本店のお店なので、ローカルのお店にも頑張って欲しいところです。

夜中2時に食べた国分町の上海邨というお店の中華粥がギルティでとっても美味しかったです。
客層は場所柄なかなか面白い感じで、明らかにアフターのおねーさまの前髪とか、今日日見かけないぐらいの高さにセットされてたりするのが面白かったです。
f:id:miholovesq:20180826014646j:plain https://tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4001498/

*1:XP祭りの麻雀LTの資料を作ってたのと、勾当台公園の近くがホノルルに似てたのと、仙台っ子ラーメンと、一仙のゆでタンの記憶