「"Agile"って言葉を使うのはいい加減やめよう」というのは彼がここずっと主張している。最近のブログ記事 (Agile Is Dead (Long Live Agility) - PragDave) にもあるとおり。
今年6月のRegional Scrum Gathering Shanghaiでは、そんなDave Thomas氏が「敏捷死了 (Agile is dead)」というタイトルでスライドからトークから超カッチョイイ基調講演を行ったのですが、そこで言っていたことのメモの一部。
Agilityをもってする方法の4ステップとは ―
know where you wanna be
know where you are
make a move and evaluate it
analyze the error
つまり ―
It's how you react
using your experience
in your environment
先日行なわれたアジャイルサムライ読書会 埼玉道場の飲み会で私が「えーと、アレだアレ」って感じで思い出せず伝えられなかったので、この場を通してお伝えしときますね。
ただのミーちゃんハーちゃんと笑っていただいても結構なのだが、「私はRubyistではないけどあなたのブログの大ファンで念願の生講演が聞けて嬉しかったです」と伝えたら「僕もScrum guyではないけどこのコミュニティはいいね」と言ってもらえた。オーガナイザーでもなんでもないので別に「もらえた」もクソもないが、それを聞いたときに、まさにRubyKaigi2007の基調講演をしたあの人が目の前にいるのだという実感がこみあげてきたのでした。
ちなみにいくつかの写真が2014分享回顾 |Scrum Gatheringにあがっているけど、私がDave大牛の前に立ってるんじゃなくて彼が私の後ろに隠れてるだけだからね!
ところで、巷で話題のシェル芸本をご恵贈いただきました!
フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門
- 作者: 上田隆一,後藤大地,USP研究所
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/07/01
- メディア: 大型本
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シェルスクリプトはちょっとした便利ツールとしてしか使っていなかった私にとって、USP MAGAZINE vol.0と當仲さんの講演は偶然の出会いとはいえたいそうな衝撃を受けたのを記憶しております。
まあその後USP MAGAZINEは当時勤めていた会社の後輩のHくん(マウス操作でコピペするようなSEさんが多いSIerの中で新進気鋭のzsh使いであった)に譲り、私の手元にはないのですが。
私が偶然にも産業技術大学院大学にお世話になることになり、そこに偶然にも本書の著者である上田先生が助教としていらっしゃるという、なんという運命。何かと近くでお仕事ぶりを拝見させていただく光栄に預かっているのですが、やはりシェル芸人らしい雰囲気を醸し出してらしてとってもステキです!
みんな大好き日本のThe Pragmatic Bookshelf、達人出版会からも出ているよ!
フルスクラッチから1日でCMSを作る シェルスクリプト高速開発手法入門【委託】 - 達人出版会
シェルスクリプトでTDDみたいな本はどうですかね。チラッチラッ